今回の雪崩事故が起きてしまった原因を考察

27日、栃木県那須町にあるスキー場付近で、登山の講習中の高校生と教員合わせて48人が雪崩に巻き込まれ、生徒ら8人が死亡した

引用元:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170328/k10010927301000.html

こちらのニュースですが、昨日、今日と大きく報道されこの雪崩の事故に対して知らない方も多く、私もその一人でした。これを機に、詳しく調べようと思い今回取り上げました。

私が考えた今回の事故の原因は3つあります。あくまでも、個人的な意見なのでこういう考え方もあるんだな程度に見ていただければと思います。

1. そもそも雪山に入ってしまった

26日には積雪があり、古い雪の上に新しい雪が積もっていたという状態だったそうです。この状態というのは、古い雪は固まっていて滑りにくいのですが、その上に積もった新しい雪というのは固まっておらず、表層雪崩が起きやすくなります。そもそも、雪山に入ること自体が危険なことだったのではないのかな?と思いました。

2. 救助を呼んでしまった

今回の雪崩発生が午前8時半で救助を呼びに行き捜索が開始されたのが、午前9時20分だったそうです。ここまで見ると正しい選択のようにも思えますが、これも1つの間違いではないのかな?と思いました。まずはこちらのグラフを見てください。

引用元:http://www.sangakui.jp/medical/cat20/2.html

このグラフを見るとまず18分のところで生存率が一気に40%を下回っています。また、その後、90分と120分で大きく下降し10%をきるところまで落ちています。

つまり、今回捜索が始まったのが1時間後ということで、捜索を呼ぶ間に半分以上の方は亡くなってしまっている可能性が高いわけです。つまり、雪崩を目撃した人や間一髪助かった人は、安全を確認後に下山し助けを求めるのではなく、まずは、その場で捜索すべきということです。しかし、ここで1つの問題があるわけです。ビーコンを装備していなかったということです。こちらを3. ビーコンを持っていなかったに書きたいと思います。

3. ビーコンを持っていなかった

引用元:https://www.wildsnow.com/

上記の写真がビーコンです。ビーコンというのは電波を送受信する機械です。受信する際には、大まかに距離も把握できるため、捜索する際には大変重要なものです。埋もれてしまった場合、目視で把握することは難しいです。その際にビーコンを用いるわけです。大まかに位置が特定できれば、プローブという棒を刺しその感触で細かい位置を特定するという流れです。下の写真がプローブというものです。

©Earl Harper

この棒をつなげることで長い棒となり、捜索に役立つアイテムとなるわけです。つまり、ビーコンの有無で捜索の難易度が大きく変わるというわけです。

このビーコンを所持していなかったというのは捜索を困難にし、結果的に自分が危険に晒される可能性があるわけです。確かに、こちらのビーコンは2万円以上するものも多く正直高いです。ただ、自分の命が2万円で助かる可能性が高まると思えば、買う前は躊躇してしまうかもしれませんが、結果良かったと思えるかもしれません。

参考:http://rambling.jp/nadarebecon/

まとめ

ここまで勝手に今回のニュースについて考察しましたが、私個人でもいくつかの原因を考え出すことができました。今回はいくつもの原因が偶然重なって発生してしまった事故であると言えるのではないでしょうか?しかし、この事故から学ばなければならない点はあると思います。これから雪山に行く方は上記の点を見直していただければと思います。

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